ホーム >パソコンを売るときの注意は? / まだデータは消えていない!?
パソコンを売るときの注意は?
パソコンを売るときに注意すべきことは、パソコン内部に保持されている個人情報を含むデータを消去することです。
ただし、最近は、ほとんどのパソコン買取店で、データ消去を無料で実施してくれるため、最低限の(買取店のスタッフの目に入れたくない)データさえ消去してしまえば、後は買取店におまかせしても問題ないでしょう。
パソコン買取店に売るにしても自分で全てのデータを消去しておいた方が安心だという方や、オークションで個人に対してパソコンを売る方は、次の方法で確実にデータを消去しておきましょう。
最も簡単な方法は、パソコンを購入時の状態に戻す方法です。
これは、購入時に付属していたリカバリディスクを使用する、あるいは、ハードディスク内の隠し領域にあるリカバリ用データを使用することにより実現できます。
パソコンの機種ごとに方法が違いますので、詳細はマニュアルを確認しましょう。
決して難しい作業ではありません。
なお、Dドライブが存在する場合、上記作業でDドライブは初期化されないので、以下の方法でデータを消去するよう注意しましょう。
まだデータは消えていない!?
実はマニュアルに沿ってパソコンを購入時の状態に戻しても、ハードディスクから完全にデータが消えたわけではありません。
「データが格納されている場所」の情報が消えただけで、実際のデータはハードディスク上に残っています。例えていうと、本の目次を破り捨てただけで、本文はまだ本体に引っ付いています。
リカバリ作業の中でウィンドウズや付属ソフトがインストールされ、ハードディスクのデータの一部は上書きされます。新たに目次が作成され、本文が上書きされるイメージです。
上書きされなかった部分には、まだデータが残っています。
これを消去するためには、意味のないデータで上書きします。
このようなフリーソフトは、ネット上に多数ありますので活用しましょう。
例えば、フリーソフトで有名なサイト「窓の杜」には、以下のようなソフトがあります。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/05/15/fileshredder.html
※あくまでも自己責任でフリーソフトは使用して下さい。